ポイペトからバッタンバンへの道のりに驚愕した・・・
バイタクだと砂まみれになるしお尻がいたいし、一人で快適にタクシーで行こうと思っていました。
しかし、これが未知の体験の始まり・・・。
タクシーをよんでもらって5分後に到着。ちょっと疲れてたしのんびりしていきたいな~なんて思っていたのもつかの間、中には後部座席に女性が3人、助手席に赤ん坊を抱えた女性。しかもなぜか長い鉄パイプが入っていて後ろの場所をとっている。私は後部座席に座ってとジェスチャーされて肩身せまく乗り込みました。
別タクシーを呼んでと要求しようと思いましたが、「郷に入れば郷に従え」をなるべく守る私。ポイペトからバッタンバンまで100km弱だし、2時間もかからないだろうなと思っていました。
しばらくすると運転席に成人男性が二人乗り込んでスタートしました・・・。
正直、「大丈夫か!?」って感じですよ。久々に不安な気持ちが。。。
まさにぎゅうぎゅうで出発。でもこれだけでは終わりません。道中で後部座席の女性を一人おろすと、ドライバーの一人が私に、スペースに乗せてもいいかというようなジェスチャーをしました。クメール語がわからないので、お互いんいジェスチャーで。一回だけならいいかなと思いOKサインを出しました。
するとドライバーの二人が道路に飛び出て、後部座席に乗れといわんばかりに道で猛烈な勧誘を繰り出しています。聞き忘れましたが、バイクの後ろに手荷物を抱えたまま乗ることが禁止されているせいか、バイクの後ろに手荷物かかえてのる女性を発見すると、道路に立ちふさがってそのバイクをとめているではないですか!!
彼らをとめてお金をはずむから早く出発してくれといおうと思いましたが、郷に入れば郷に従えを大切にするわたくしですので、ずっと待つことにしました。一生に一度の経験になるかもしれなしですしね^^
そして、女性の荷物を奪って、荷物をここに置いてバイクに乗っていくのか、荷物をもっておれたちのタクシーの後部座席(私の隣)に乗るかどっちがいい!?みたいな論争をしています。必死に言い返す女性もいって、なんか殴り合いでもはじまっちゃうんじゃないかと少し心配に。
荷物をもって徒歩でその場を去っていく女性がほとんどでしたが、ようやく一人の方を捕まえました。ほんとにしぶしぶ私の隣に乗り込んできました。。。
一人おろしては、誰かをつかまえ、また一人おろしては。。。
バッタンバンまで100km弱なので、到着までに4時間以上費やしました。郷に入れば郷に従えを大切にする私ですが、従わなくてもよかったかななんて頭をよぎってしまいました。
その日はホテルで爆睡できましたよ。